みんな涼し気に過ごしているけど、顔汗をかくのって私だけ?
…いいえ、意外にも顔汗に悩まされている女の子はたくさんいるんです。

顔汗が止まらないと彼氏や友達の視線が気になるし、メイクもすぐに崩れてショックは倍増ですよね。

顔汗の原因や対策を知ってサラサラ肌をキープしましょう!

顔汗が止まらない原因

顔は印象を左右するとっても大事なパーツ。
いつでも完璧なメイクで汗一つない顔をキープしたいけど、すぐに汗をかいちゃう…と悩んでいる女の子はいませんか?

顔汗が止まらないと友達といても心の底から楽しめなかったり、何気ない一言に傷付いたり、ファンデーションがドロドロになったりとショックなことばかり…。

まずは顔汗の原因を知って自分の生活習慣を見直してみましょう!

原因1:緊張やストレス

緊張やストレスを感じると自律神経が乱れて汗をかきやすくなります。
大事な発表の日やデートの日だけ汗をかく人は緊張によるものが原因かもしれません。

緊張しているときに汗をかくのは人間の防衛反応として当たり前ですが、「汗のせいで変な風に思われたらどうしよう…」と汗そのものにストレスを感じている場合は精神性的にケアをする必要があります。

原因2:運動不足

運動すると余計に汗をかくイメージですが間違いです。
運動不足だと一部の汗腺しか活性しなくなり、動きが多い顔や頭にしか汗をかかなくなるのです。

顔汗はよく出るのに足は全く…という人は運動不足の可能性が大きいです。

適度に運動をして全体的に汗を流すようにしましょう。

原因3:ホルモンバランスの乱れ

ストレスや不規則な生活習慣によってホルモンバランスが乱れると、ホットフラッシュという上半身のほてりが現れます。

この症状は更年期障害などでよく見られますが、10代や20代の女性でも十分になる可能性はあるのです。

さらに肌荒れやニキビなど女の子にとってイヤ~な症状も…。

顔汗を止める方法

しかし仕事や学校のことを考えると生活習慣を見直すのは大変ですよね。

手っ取り早く顔汗を止めたい!という人は、これから紹介する方法も試してみてください。

ツボ押しで顔汗を止める

顔汗を止めたいけど学校や職場だとできる方法は限られてしまいますよね。
しかしツボ押しなら簡単かつ、スキマ時間で実践することができます!

後谿(こけい)… 手のひらの小指の側面、感情線の延長線上
⇒精神を安定させる効果もあるので、緊張やストレスによる顔汗にも効果的です。

合谷(ごうこく)… 手の甲の人差し指と親指の付け根が交わる部分
⇒顔汗だけでなく頭痛や歯痛など、様々な効果があるので覚えておいて損はありません。

大包(だいほう)… ワキから指3~4本下のバストトップの直線上
⇒上半身の汗を止めてくれることで有名なツボです。

ツボを押すときは「痛気持ちいい」程度にしておきましょう。

強い方が効果的なイメージがありますが、皮膚を傷付けるので逆効果です。
弱くてもツボを的確に押せばちゃんと効果は出ますよ。

体を冷やして体温を下げる

体が熱くなると体温を下げようと汗が出ます。
ただこちらは寒い冬や緊張しているときに試しても汗は引かないので注意してください。

発熱したときも同じことを言われますが、瞬間的に体温を下げるには血管が太い部分を冷やすのが効果的。

おすすめポイントは、首の後ろ・脇下・太ももの付け根です。

冷たいペットボトルや水で濡らしたハンカチを当てるだけでも気持ちいいので試してみてくださいね。

ストレスや緊張を抑える

緊張する出来事があって汗をかくのは異常ではありません。
好きな人といるとき…大勢の前で話すとき…そのような場面で汗が出るのは普通のことです。

しかし汗そのものがストレスになっていたり、常に緊張していたりする場合は精神的にリラックスさせる必要があります。

まずは上記で紹介した方法を試して「自分はもう汗をかかない」と安心させることが大事です。

気にし過ぎると副交感神経を刺激して余計に汗をかいてしまうので、頭に顔汗のことがよぎっても気にしないようにしてくださいね。
最初はつい考えてしまいますが、別のことを考えるように意識すると次第に改善されますよ。

顔汗専用グッズを併用すると効果的!

ツボ押しや血管を冷やす方法ではどうしても即効性や持続力を期待することはできません。
あくまでも一時的に顔汗が止まるだけなのです。

やっぱり朝から1日中サラサラ肌をキープしたいですよね。
それなら顔汗専用のグッズを使うのも一つの手です!

顔用制汗剤クリーム

脇や足でも汗を抑えると言えば制汗剤ですよね。
実は顔汗専用の制汗剤クリームも販売されていて効果があると話題になっています。

顔は肌がデリケートなので必ず専用の商品を使ってください!

汗止めバンド

こちらは「半側発汗」という現象を利用した方法で、脇の下を圧迫することで上半身の汗を下半身に促します。
先ほど紹介した「大包」というツボも自然に押してくれるのです。

元々は舞妓さんや女優さんがやっていた顔汗予防だから期待できますね。

顔汗を気にしている子は意外といます!

顔汗を止める方法はツボ押し、体を冷やす、専用グッズを使うこと。
顔汗を出にくい体質にするにはストレスを減らす、運動して汗をたくさんかく、生活習慣を改善してホルモンバランスを整えることが大事です。

汗によるストレスの原因はやっぱり周りからの目線が大きいですよね。
すぐにメイク直しができる、ハンカチを持っているからすぐに拭ける、など汗をかいても対応できる状態を作っておくと逆に気にならなくなりますよ。

顔汗は脇や足と違って目につきやすいし、メイクにも影響が出るから何としてでも対策したいところ。
自分に合った顔汗を止める方法でサラサラ肌をキープしましょう。